散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

2016年の映画生活ベスト10

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1. ショー・ミー・ラヴ
“たかだか思春期の1コマ。されど、彼女にとっては今が全てだ”

2. 恋人たちのアパルトマン
“永遠の愛の不可能性を打破すべく、一つの可能性としてのプラトニックラブ”

3. ガスパール/君と過ごした季節(とき)
“世界中の悲しみを受け止める。それは、僕の仕事だから”

4. かもめの城
“少女の面影のままに映画界を去った、パトリシア・ゴッジ”

5. わたしはロランス
“ハイ・テンションとハイ・エモーションが駆け抜ける168分”

6. 鬼火
“僕は愛されたかった。僕が愛するように”

7. イン・ザ・スープ
ドストエフスキーニーチェに育てられた若者の、これも父殺しの成長譚”

8. 女は女である
“偏屈なゴダールなのか。気まぐれなアンナ・カリーナなのか”

9. フレンズ/ポールとミシェル
“嘗て夢見たことのある幼稚な理想の純愛が、まるで宝物のアルバムをめくるように”

10. アナとオットー
“ある日出会した偶然を物語で結び、必然とする僕たちの”

 

(2016/12/28)