1. ショー・ミー・ラヴ
“たかだか思春期の1コマ。されど、彼女にとっては今が全てだ”
2. 恋人たちのアパルトマン
“永遠の愛の不可能性を打破すべく、一つの可能性としてのプラトニックラブ”
3. ガスパール/君と過ごした季節(とき)
“世界中の悲しみを受け止める。それは、僕の仕事だから”
4. かもめの城
“少女の面影のままに映画界を去った、パトリシア・ゴッジ”
5. わたしはロランス
“ハイ・テンションとハイ・エモーションが駆け抜ける168分”
6. 鬼火
“僕は愛されたかった。僕が愛するように”
7. イン・ザ・スープ
“ドストエフスキーとニーチェに育てられた若者の、これも父殺しの成長譚”
8. 女は女である
“偏屈なゴダールなのか。気まぐれなアンナ・カリーナなのか”
9. フレンズ/ポールとミシェル
“嘗て夢見たことのある幼稚な理想の純愛が、まるで宝物のアルバムをめくるように”
10. アナとオットー
“ある日出会した偶然を物語で結び、必然とする僕たちの”
(2016/12/28)