2019-01-25 女は女である 映画ポエム 「悲しいの」 ホントは嘘で、ウソも真実で、裏腹な言葉も、ふくれっ面の笑みも、愛のミュージカルを踊る女は“une femme”ただ女なのである。罠にかけられ、はぐらかされ、それでも愛さずにはいられない男も、ただ男なのである。それは、悲劇なのか、喜劇なのか。“幸せな出来事”なのか、“出来事が幸せ”なのか。 「愛してるの。あんたなんか嫌い!」 偏屈なゴダールなのか。気まぐれなアンナ・カリーナなのか。 ☆4.6 (2016/05/28)