散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

ザ・ブルード/怒りのメタファー

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人を殺す怨念。つまり呪いを実体化したクリーチャー。ところがその“ブルード”たちは寧ろ哀れで、少し愛らしいくらい。

不知、不可視が恐怖の本質なのであって、そこに居ることが確認出来てしまう存在なら、やはり人間以上に恐ろしいものなどそうそういない。


☆3.1

(2017/2/25)