散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

2023年の映画生活ベストテン

  1. THE FIRST SLAM DUNK
    “スローモーションの無の境地”
  2. 心と体と
    “死ぬほど愛しています”
  3. ミセス・ハリス、パリへ行く
    “私が私であるための純粋な美への欲望”
  4. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
    “10年代を締めくくる宿命のバッドエンド”
  5. プレデター:ザ・プレイ
    “神話とて変質する世界のリアリズム”
  6. ペーパー・タウン
    “人生最高の夜が、たとえ君にはそうでなくとも”
  7. アーカイヴ
    “喜びや悲しみさえもやがては薄らぐ人間の無常”
  8. ホモ・サピエンスの涙
    “ブルーグレーの白昼夢”
  9. ナイト・ハウス
    “暗闇にただよう愛の残り香をたどる”
  10. たかが世界の終わり
    “まだ若く柔い悲しみのただ中から見つめる光の幻想”

search/#サーチ2

デジタルネイティブの情報処理能力に圧倒される。呼応するように膨大な情報量より二転三転するストーリー、伏線回収までも見事な上質サスペンスを展開する。
発明的な前作より質、量ともにさらなるバージョンアップを図った続編。にしても、たかだか5年で隔世の感。様変わりするネット空間に、コミュニケーションツールの氾濫。IT技術の日進月歩には改めて驚かされる。


☆3.9

 

ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者

キッズムービー的なほのぼのサプライズを期待しては、まさかの胸糞ホラーへのツイストに驚く。暗黒版ホームアローン

『ヴィジット』の姉弟、オリビア・デヨング&エド・オクセンボールドの再共演も嬉しい。


☆3.2