散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

水曜日のエミリア

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もう訪れることのない幸福の残像で未来は見えず、涙に暮れる人生であっても、悲しみの狭間に愛の瞬間は垣間見えるものだ。生きていれば。もう一度、生き直すことを選ぶのならば。そう悪いことばかりでもない人生もありうるのだろう。
過去を受け入れないことには歩むべき未来もないが、世界は今日も廻っているさ。


☆3.5

(2018/09/18)