散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

2018年の映画生活ベスト10

f:id:eigaseikatsu:20190225033158p:plain

1. ブレードランナー 2049
“あぁ、見果てぬ悲しみの終末はこんな景色であったかと。天を見上げる男の無表情の表情が語らずして語りうることすべて”

2. メッセージ
“既に結び終わった「物語」を。現在とそれ以外、刹那と記憶の点と線を同時に辿る人生である”

3. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
"We are Groot."

4. On your mark
“いつかは、行けそうな気がするから。この曇り空の、遥か向こうの未来に届きそうな気がするから”

5. はじまりへの旅
“映画の‘父’は「死ぬな」という言葉に「日々、人生最後の日と思え」と託し、はじまりへと向かう僕の背中を押してくれるのだ”

6. アナイアレイション -全滅領域-
“美しい悪夢に呼び起こされる記憶。絶望は得てして美しい。そこには希望が揺らめくから”

7. COMET コメット
“人生最大の幸運と不運。愛は命を救うが、その人生を奪いもする”

8. ラ・ジュテ
“現実と空想を物語が繋ぐ。想像力が流れゆく時間に穴を空ける。過去と未来の繋ぎ目に、永遠を見させる光の残像”

9. RAW〜少女のめざめ〜
“汚れに塗れ、生きることの残酷を受け入れる洗礼を経て、初めて社会の一員として認められるようになる”

10. 今日、キミに会えたら
“視線の交差が愛を物語る。不十分な言葉のカケラを補って余りあるメッセージ。ならば、交わらない視線は愛に終わりを告げるのだろうか”

 

(2019/01/11)