散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

恐竜が教えてくれたこと

悪い夢でも見たのか、急に世界に独りぼっちな気がして、両親の腕の中で泣いた夜のこと。ふと死の概念を理解してしまい、大好きなあの人もこの人ともいずれお別れしなければならない運命を知った、幼すぎた愛の“記憶”。それ以来の恐怖にそして悲しみを、僕はいまだ乗り越えられずにいる。


☆3.6