散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

シャークネード

かくも人の命は軽く、サメは空を飛ぶ。CGは安っぽく、カットが前後で繋がらない云々はまるでエド・ウッド的な荒唐無稽(ちがうか)、しかしながら映画愛という事ですべては許されるべく現実逃避に興ずる。ついに来るところまで来たかという感慨。1+1がぴったり2でしかない、別に化学反応も大して起こっていない突飛なだけのコラボレーションに、この程度ならちゃんとした“トルネード”のディザスターパニックの方を見ればよかったなどと思わんでもないが……それを言っちゃあおしめぇよってか。

ホーム・アローンのパパさんの死に様が切なかった。


☆2.6