散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明

一体、誰のための、何のための物語と言うのか。幼稚化の一言では説明のつかない、完全に病んだ時代の想像力。「冒険」という言葉にはまるで釣り合わない「呪い」の代償。幼児キャラに強いるアブノーマルな残酷絵がさずかに正視に耐えない。なのに、見届けなければどうしようもない。旅路の果てに救いはあるのか……。


☆3.6