レディオヘッド、アンダーワールド、ボブ・ディラン、モンキーズ、ローリング・ストーンズ、ビーチ・ボーイズ、スピリチュアライズド、シガー・ロス、そしてポール・マッカートニー……etc.
心のサウンドトラックの数々に彩られる残酷な夢、あるいは幸せな悪夢はまさしく映画のように。理想の彼女と理想の親友と、理想の父親像と、それに母との記憶が白い光のカンバスに踊る。
目を閉じて。夢よ覚めないで。
すべては無の闇が訪れる寸前に、それはまるで刹那に巡る走馬灯が永遠に感じられるように。
夢に浮かされ、夢に溺れた負け犬。孤独なピエロが最期に見つけた本物の“夢”。
できることなら現実に。しかし決して叶わぬ想いだから。真実なんか後回しにして、“ビタースウィート”な、とびきりファンタジックな愛の物語に浸って生きよう。
人生とは“夢”を追うことでは。
いつだってやり直せる人生とは。
何度だって生まれ変わって、また夢で逢いましょう。
☆Review
(2018/10/13)