散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

ゾンビ/ディレクターズカット完全版

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牧歌的なショッピングセンターの館内BGMと一緒に、この映画が描く終末世界こそが、恐怖としてではなく、安らぎのヴィジョンとして脳裏に焼きついている。
また、人間の愚かさを皮肉るメタファーとしての“生きる屍”の本義もここにある。

ゾンビは醜く哀れであるが邪悪な人間よりはマシである。という妄言の拠り所にも。

いつも無意識のうちに立ち返る映画思索の原点なのだ。


☆Review

(2018/10/11)