散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

サンクタム

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呼吸のできない、光のあたらない“聖域”。
人跡未踏の領域も深海と洞窟と、残るは地球を飛び出し宇宙の彼方へと……人知の及ぶ限りはそんなところだろうか。

限界に挑む“冒険”、あるいは生還することそのものが壮大なドラマなのだから、陳腐な父子の物語など挟む余地はなかったはずだ。


☆2.6

(2018/08/03)