2019-02-06 女ガンマン・皆殺しのメロディ 映画ポエム 魂の殺人への“リベンジ”ものを西部劇のそれと重ねるのは、男の浪漫が乗っかるのでこれ厄介。男性本位の上から目線のファンタジーを手頃な娯楽として楽しんでいいものか。喚起されるエロスが二つの意味で悩ましい。 女の強さは、男のようになりたがることではないはずだ。ヴァーホーヴェンの『エル』が喝采を浴びる時代に思う。 映画は時の世情を反映する。 ☆3.4 (2017/7/14)