いくつになっても纏わり付いて消えることはないであろう男の性、“逆”レイプファンタジーに招かれる訪問者。
そんな幻想が如何にバカで!マヌケで!愚かで!醜い!間違いかを知らしめるように、完膚なきまで男の中の“善き父”を叩きのめす小悪魔たち。
打ちのめされる、哀れなキアヌ。
心を奪うことで征服してしまう女のそれには抗いの余地がある。だからこそ、誘惑に負けた男は罪の片棒を担がされ、見るも無残な罰を受ける。
いつ甘い誘いがノック・ノックしてきて、理性への挑戦を受けることになってもいいように、脳みそを鍛えておくべし。
☆3.8
(2017/6/27)