散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

ネイバーズ2

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映画は編集だ。編集はリズムだ、音楽だ。
踊れや騒げやの大立ち回り。ゲップやゲロや、ウ〇コやディルドーや。Fワードが連発されるおバカ、お下劣ネタの応酬がハイテンポにカット割られる痛快コメディ。
全員、ハイに。イッちゃってるヤツらのドタバタコメディ。

ところがどっこい、性差別への対抗を明快に、一本芯の通ったコメディとしての正しさ。
進歩主義に則った下ネタは、女性のセクシャリティの解放、男性中心社会からの自立を目指す。
女性初となる合衆国大統領の誕生を夢見た彼女たちの未来へ、闘いは続く。


☆3.9

(2017/6/06)