散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

ディフェンドー 闇の仕事人

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世界は時々あまりに複雑で、正しきを放棄しながら進む。善と悪がこんがらがって、圧倒的なリアリズムを前に正義が正論に太刀打ちできなくなる。
正直者のまま、真実を見つめ続ける者が白痴と見なされる。
されど、悪が蔓延る如何なる時代にも正義はどこがで必ず芽吹く。概念は不死身なのだ。

ヒーロー死すとも、正義は死せず。


☆3.7

(2017/1/20)