散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮

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暗闇に漂うゾンビの影……まさかのジャンルチェンジではじまる笑撃の冒頭。
当然、人も走ればゾンビも走る。
その後登場するクリーチャーは、なかなか気持ち悪くて良い。
ただ、YA映画の体裁を保つ限り、例えばゴア描写が有り得ない上でのゾンビとの追いかけっこに、死や痛みへの恐怖心は伝わりづらく。強いて言うなら、仲間を失うことへの恐怖、友情が彼らの原動力か。
つまるところ、前作より尚の事、トーマスとミンホのブロマンスに乗れるか否か。

個人的には、想像の範囲内でストーリーが終始した前作よりも、先の読めない展開を主人公と立場を同じくして進む今作の方が寧ろメイズ。


☆3.1

(2016/03/25)