2019-05-28 隣人は静かに笑う 映画ポエム 時に誤ちを振り返り、醜い世界に目を濁らせては、小さな絶望を繰り返しながら、ささやかな幸せを見つけては拾い集める──生きるとは、それ以上でも以下でもない、そう静かに笑ってやり過ごす日々の延長なのだ。 そんな日常の風景が、“天命”やらと、命の価値を見定めてしまった“テロリスト”の目を曇らせることはない。 澄んだ瞳にこそ本物の狂気は潜んでいる。 ☆3.7