人類史と括ってしまって差し支えないだろう、“言葉”によって翻弄される者たちの愛と憎しみの終りなき連鎖。
歴史は繰り返される。永きに渡る争いの中にあって、語り継がれる一編の英雄譚。
予想外に重厚な筆致で描かれた一代記の終局である。西部劇、戦争映画が宗教的なモチーフに組み込まれ、そして寓話的表現としての古典に回帰する。
まさしく、それはアメリカの肖像。
☆3.8
(2018/07/20)
人類史と括ってしまって差し支えないだろう、“言葉”によって翻弄される者たちの愛と憎しみの終りなき連鎖。
歴史は繰り返される。永きに渡る争いの中にあって、語り継がれる一編の英雄譚。
予想外に重厚な筆致で描かれた一代記の終局である。西部劇、戦争映画が宗教的なモチーフに組み込まれ、そして寓話的表現としての古典に回帰する。
まさしく、それはアメリカの肖像。
☆3.8
(2018/07/20)