散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

ボディ・ハント

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たった一つの過ちに十字架を背負うこととなった兄妹の悲劇。

ホラーにするもサスペンスにするも、帯に短し襷に長しなシナリオである気もするが、結果、前者に仕立てる要素が大きな音で驚かす一点ばりというのはあまりに稚拙。ばかりか、そのしつこさに辟易としてくる。

わかっていても、突然、死角から驚かされることに平気な人はいないだけのことで。なんの情感もなく、ただただ心臓に悪い。
たしかに心拍数は上がる。この疲労感を全否定するのもまた違うのだが、なんだかなぁ、なんだかなぁと。

ジェニファー・ローレンスの主演作として、いわゆるタンクトップ・ムービーとして、存在価値は担保されているのだけど。


☆3.1

(2018/04/28)