夢(ドリームとファンタジー)を見させることと、もう一方で映画が子どもたちに教えるべきは、このまやかしに満ちた現実について。
“大人”なんてのは、偽善、欺瞞にまみれ、詐欺が横行する搾取構造に組み入れられることを免れない生き物。倫理観を失った“愚か者”か、何も知らないか、よくも知らずに知った気になっている“バカ”のどちらかだってこと。
正直者のまま、高潔で在ろうとする者が精神を病んでしまう。
そして、嘘はまかり通る。
真実を映す映画を作るのには時間がかかり、人々はあまりに早く過ちを忘れる。
米新政権の財務長官、元ゴールドマンサックス幹部なんだって。
☆3.6
(2017/2/28)