散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

クリスマス・ツリー

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皆に等しく寿命はあって。長いか、短いか、凄く短いかの違いであって。
その時が訪れるまで、まぁ「楽しくやろうよ」ってことなんだけど。
なかなか、そう簡単に一日一日を謳歌出来るもんでもないのが人生ってもんらしく。
死は当たり前に存在し、全然リアルなもんなんだって。気付いてしまえば、もう同じようには明日を生きられなくなって。そんな機会はきっと少なくないはず。
日常に、見て見ぬ振りしてきた数ある悲しみに目を向ければ、多くの喜びにも出会えるってもんだろう。

どんな小さな命も、生者への「ギフト」を遺し、その生涯を終えていく。


☆2.8

(2016/12/25)