「音楽には2種類ある
人が聴くか聴かないか
モーツァルトは前者
人が聴かない音楽といえば
深刻な“現代音楽”
真の現代音楽は
モーツァルトの和音に基づいている
ダリオ・モレノもビートルズもストーンズも
モーツァルトに基づいている
だが深刻な一派は別の道を模索し
おそらく芸術史上最大の過ちを犯した」
ゴダールは、“文法に終わりを告げに来た”。
“詩的”な語りは、“物理学的”な制約からどこまでも自由だ。
“自由とは暴力なり”。
ゴダールのリアリズムは、映画のドラマを破壊した。
犯罪的とも言えるゴダールの映画脱構築は、現在につづく“和音”を再定義した。
☆3.3
(2016/04/01)