散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

オンネリとアンネリのふゆ

“小さき者の運命が世界の未来を決める”

北欧の雪景色に映えるパステルカラー、ドリーミーなSEが断続的に鳴る浮遊感。舌ったらずなフィンランド語が可愛らしいオンネリとアンネリのおとぎ話は続く。でも、ちょっと大きくなった彼女たちの“お人形遊び”には、差別や迫害の寓話的背景をしのばせ、異文化理解への想像力を育む教育的側面も?


☆2.9