散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

モリーズ・ゲーム

いかにも脚本家の作る伝記映画の情報過多。ひたすらセリフの応酬に依拠する語り口の冗長さを否めない。アーロン・ソーキンのビジュアルセンスを疑う、視覚情報としての映画的快楽の欠如。せめてもの華やかさを一身に纏う、ジェシカ・チャステインのドレスショーを目の保養とするのみ。


☆2.8