散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

テリファー

アート・ザ・クラウン。

吐き気を催すほどの怒りと不快と嫌悪の情動。ひたすらに人を嫌な気持ちにさせることが表現のうちだとでも言うのならば、それはもうたいそう立派な芸術作品なこった。しかしこれほど存在そのものを許容し難い、つまりその存在感を無視できない問題作もない。こんなものを愛でる輩の気が知れない(内心、表現の自由)。


☆2.1