散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

ザ・ヴォイド 変異世界

古き良きスプラッターを思わせる血飛沫や、クリーチャーそのものの造形美もさることながら、90分でどこまで行けるか、奈落の地獄絵図から死を超越した恍惚のヴィジョンにまで辿り着くコズミックホラーのあまりのスケール感に、良くも悪くも開いた口が塞がらない。意欲は買うが、というやつ。


☆3.4