散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

フラットライナーズ

臨死実験という自殺的行為に魅せられる甘美なる浮遊感と、蘇る罪悪感。いずれにせよ過去の記憶の再構成に過ぎない夢的な想像力の域を出ない。生と死の狭間に神秘性を窺わせるジョエル・シューマカー版に対し、単なるオカルティックホラーに矮小化されてしまった印象のリメイク。


☆3.0