散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

プロミシング・ヤング・ウーマン

リベンジ・スリラーというジャンルがようやくポルノ的なエクスプロイテーションを排し、真の意味での復讐を試みるエポック。

その怒りや悲しみの、絶望に無力感。“罪なき傍観者”を含めた誰もが共感、あるいは断罪を免れない。誰も彼もが自分ごとであるべきフェミニズム論を語りうるエンターテインメントの甘い罠。


☆4.1