驚くべきことに世界をまるごとレゴ化し、すべての映像的アクションをレゴ化し、レゴブロックにおける創造性からその本質について批評的に描き上げてみせた傑作『LEGO(R)ムービー』。
レゴワールドはそのままに、バットマンという虚構の“ストーリー”を再解釈する今作では、かつて子どもの頃にレゴで遊んでいた時に頭の中で広がっていたであろうイマジネーションについて、次々に具現化されていくようなドラッギーな映像の洪水にひたすらアガる。
時間を忘れて、“いいもん”と“わるもん”のたたかいごっこ。
今日も決着はつかず、みんな同じおもちゃ箱へ。
じゃあ、また明日。そのまた明日。
To Be Continued……
☆3.6
(2018/1/11)