「アイラブユー」に繋がれた家族。
パパが好き。だってパパは友だちだから。
非日常が連続する子ども同士、愉快で優しいマイメンだから。
しかし愛ではままならない日常。
務めを果たせるのは、躁鬱の狭間のひとときだけ。
自立できないパパの無責任を支えるべく、母は強く、より逞しくならざるを得ない。
それでも、やっぱりパパは好き。母も娘たちも、彼のピュアな「アイラブユー」を受け入れる。
“To my parents”
ラブレター。子から親への慈しみ。
愛されたことの証。
☆4.2
(2017/08/14)