2019-02-06 ハイ・ライズ 映画ポエム エロス、グロテスクの露悪的な退廃のイメージがカオティックに連続するストーリーテリングに貫かれた、病的な階級社会の寓話的表現。 その文体こそが、“道理よりも強力な理論” に感服するそのものであった。 しばらくぶりに現れた、奇才と冠するに相応しい映画監督ではないだろうか。 ☆3.9 (2017/6/13)