このまま時間が止まってしまえばいい──そう祈ったあの日、あの夜、あの刹那の感触を、今も確かにこの腕に抱えたまま。かれこれどれほどの夜を過ごしただろう、もう数えることもない。遠い日の記憶、でも思い出すまでもなく今に続く。笑い合い、きっと愛し合…
地雷を恐怖のメタファーとして個人の内省を図るには、それ以前に質すべき問いが多すぎる。砂漠に米軍兵士というシチュエーションを観念的に片付けられるはずもなく、とてもじゃないがそんな独りよがりな心象に心を寄せることはできない。 ☆2.8
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