散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

パリに見出されたピアニスト

もろ“Lust For Life”なフレンチロックのビートがラフマニノフピアノ協奏曲第2番のクライマックスへと転ずる。トレスポオマージュの逃走劇にはじまる不良少年の街角ピアノ。

好きなことを見つけられる才能と、道を指し示すべく、師たる大人の存在に出会うことのできる幸運。と、あとほんのちょっとの努力。ほぼ運ゲーで決まる人生のコントラスト。事実は小説よりもご都合主義なり。


☆2.8