散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス

そんなにぶっ飛んでもない、普通にブラックスプロイテーションなのもそのはず、サン・ラーの〜と銘打つも監督のみ別人の罠。結局、ライブシーンが一番ヤバイのはその〈主演〉と〈音楽〉に多くを依拠し、映像的なアヴァンギャルドには欠けることの表れではないか。

“音楽を動力源とする宇宙旅行”は日頃、あらゆる音楽体験によって実現している。音楽は時空を超える。その果てなきイマジネーションを何も視覚で限定してしまうこともないだろう。


☆3.0