散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

ディープ・ブルー

おそらくは『ジョーズ』に次ぐポピュラリティを得たサメ映画の名作。いつかの午後のロードショーで見た記憶。だが、大味な90年代アクションも当時はそれで良かったが、色々と考えざるを得ない現代の倫理観に照らし合わせてしまっては、正義と悪の転倒を免れない。途中から『猿の惑星:創世記』なんか重ねて見ちゃったりして、完全にサメ側の味方。全部人間が悪い。

「寿司食わせろ!」なんて、うまいこと言ってる場合じゃねんだよ。


☆3.2