個人的には『キック・アス』、『スーパー!』以来のヒーローコメディのスマッシュヒット。本家DCユニバースから決定版の登場。かつ、誰かの幸せを想うクリスマス映画の名作リスト入り。
『グレムリン』や『グーニーズ』といった80年代は往年のスピルバーグ映画をも思わせる懐かしいファミリー映画の趣きは、ホラーとユーモアの愉快なアンバランス。こちら『ライト/オフ』、アナベルシリーズ出身の新鋭監督と知って膝を打つ。
王道のジュブナイルをゆくスーパーヒーロー誕生譚。
「家族を救えないスーパーヒーローなんて、ヒーローじゃないよ。」と、こっちがほんとのキャッチフレーズであるからに。
☆4.2