散文とロマンティック

旧映画生活の備忘録

2017年の映画生活ベスト10

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1. みじかくも美しく燃え
“両目を蔽った天使は、飛びたいのなら飛べた。見たいのなら見ることもできた。しかし愛ゆえに、そうすることを選ばなかった”

2. ストップ・メイキング・センス
“歌はヒトの咆哮となる”

3. エイプリルの七面鳥
“最良の思い出が一つあれば十分すぎるくらい。いつかの愛の瞬間が家族を繋いでいる”

4. わたしを離さないで
“愛の体温”

5. キャロル
“愛からなされることはいつも、善悪の判断の向こう側にある”

6. ラ・ラ・ランド
“無邪気な映画愛。シネスコに投影される「ロマンティック」。色鮮やかなノスタルジー

7. 灼熱の肌
“何ら変哲のない‘退屈な美’が恐るべき純度のまま投射される”

8. マジカル・ガール
“魔法は消失せず、連環する業”

9. ロブスター
“禁じられようとも抑えきれないロマンスが、我々が愛と呼びたがるそれの嘘と本当の差異を明かす”

10. 裸足の季節
“無垢が、純潔ではなく自由への本能を意味し。うぶは、飼い慣らされず反逆する”

 

(2018/1/03)