“第2章 堕落した町の生活を捨て 神の庭に行き さまざまな出来事に遭遇”
14章からなる、不思議の国のヤクブのおとぎ話は、放浪の旅へ出ない。
リンゴの生るエデンの園には、羊飼いや哲学者ルソー、ウィトゲンシュタイン、そして“奇跡の処女”が来訪し、息子は父との和解の時を待つ。
ドアの開いた部屋に閉じ込められた男。
映画とは、「文学にも演劇にも表現できないものが捉えられる魔術的なメディア」と、スロヴァキアの映画作家マルティン・シュリーク。
無垢と清貧の箱庭に癒される魔法の時間。
☆Review
(2016/09/03)