ボリス・ヴィアン著、原作恋愛小説『うたかたの日々』まえがきより。
“大切なことは二つだけ。どんな流儀であれ、きれいな女の子相手の恋愛。そしてニューオリンズの音楽、つまり、デューク・エリントンの音楽。ほかのものは消えていい。なぜなら醜いから”
自由気まま、風まかせの日々を暮らしてきたコランは、肺に睡蓮の花が咲く奇病からクロエを救うため、初めて働くことを知る。
クラフトワークのカラフルな無垢の世界に、モノトーンが影を落とす。荒廃していく世界。
この瞬間に、僕の全人生を懸けた、泡沫の日々の、一枚の写真。
☆Review
(2016/09/02)