ヒース・レジャー、ジョーカーに連れてかれちゃってよ。
役に身を捧げ、28歳で星になった稀代のカリスマ。
この学園アイドル映画は、後の奇演怪演に証明されるカリスマ性の一端を存分に見せびらかした、彼の華々しいハリウッドデビュー作。
新人監督と若手俳優たちによる青春映画に芽生えがちな“同窓生”の絆は、作品のファンにも共有されるもので。
志半ばにして絶対の精神的支柱を失ったファミリーにおいて、嘗て弟分であったジョセフ・ゴードン=レヴィットくんが、ハリウッドのど真ん中でオールラウンドな活躍をみせる現在の姿には励まされる。虚実がオーバーラップしたような感慨。
忘れ得ぬ、胸キュン。「君の瞳に恋してる」は、ベスト・オブ・ベスト。
☆Review
(2016/08/26)